ぐみち

気づきや考えを忘れないよう記録するためのブログです。

過去

人は成長する過程で様々なものを失う。

私にとって幸福で充実した日々とは小学生の頃のみである。中学生以降は何かを手にすることもあったが大事なものを失ってばかりだ。そしてその失ったものは取り戻すことができない。

友人に指摘され、自分でも自覚しているのだが私は過去に縛られて生きている。過去の幸せなことも辛いこともずっと、ずっと自分の中に渦巻いていていつまで経っても前を向くことができない。過去は増え続けるのでどんどん自分を縛るものが多くなる。

過去の幸せを思い出す映像や音楽を見聞きすると死にたくなる。死にたくなるというか、過去の幸せと現在の醜態を比べて絶望する。

多分これは一生治らない。そもそも治そうとしていない気ある。治す気がないのならそれを自覚した上で生きていくしかない。

こんなことを言ってたって今の苦しみが軽減されるわけでもないし、誰かが今の惨状を解決してくれるわけでもない。誰だって辛い気持ちを胸の中に押し込んで日々の労働や生活を頑張っているわけで、自分だけ特別世界から虐げられているのではない。

いつまでも今の甘ったれた生活を続けられるわけではない。いつかは区切りをつけて、前に進むしかない。でも今はそれがいつになるのかはわからない。

未だ暗闇の中。