炎上商法に乗せられる人
またプペル関連の話。
これはプペル及び西野氏のビジネスにケチをつけるものではありません。
あくまで西野氏が嫌いな人、お金を儲けているのが悔しい人に向けての記事です。
twitterに限らずインターネットでは一度馬鹿にしていいと思った対象をとことん叩く風潮がある。
今話題のプペルは原作者のキングコング西野氏のお金の集め方が詐欺まがいだということで毎日批判されている。
しかし、この行為は炎上商法に乗って相手に利益を与えることと同等である。
twitterで私が観測する範囲だが良くも悪くも話題になっているから、一作品として評価したいからとプペルを見に行く人が増えている。
プペルを叩いている人で本気の人はそう多くはないだろう。今プペル及び西野氏を面白おかしく批判すればいいねやリツイートが伸びるから。そんな理由の人の方が多い気がする。
好きの反対は嫌いではなく無関心だとよくいう。本当に嫌いなら話題にすらあげない方が炎上商法に加担せずに済む。
これは炎上を狙った記事にも同じことを言える。神経を逆撫でしてviewを稼ぐための記事は多く存在する。記事にキレた人が批判をし、その批判が共感されより多くの人に共有され、結果として原典の記事が読まれる。
全人類が悪質なものを悪質だと見抜き、それに反応しないことを徹底できればいいがそれは到底無理な話である。
じゃあ、悪質なものやことにはどう対処したらいいの?そう思ってしまう。
これまで通り悪質なものは叩いて多少の炎上商法は仕方ないとするか。
悪質なコンテンツを名指しで批判することは避け、悪質なものはスルーしましょうと啓蒙だけをして行くのか。
どちらかが正解ということはないだろう。
私はこの悪質なもの、とりわけ炎上商法には敢えて触れないという選択肢を提示することに終始したい。